「もし、あの地震が6時間ずれていたら」3月11日午後8時30分からラジオで「夜の避難訓練」

「もし、あの地震が6時間ずれていたら」。そんな想定での「夜の避難訓練」が3月11日午後8時30分から福島県内で実施される。  8年前の東日本大震災を教訓に、夜の地震を想定した避難訓練。手順は午後8時30分から自宅でラジオ(ラジオ福島)を聴きながら実施できる。
体験は3つのステップで訓練できるプログラム。自宅で電気を消した暗闇の状況下で、ラジオの声を頼りに、寝ている状態から玄関に避難するまでの訓練。
震災を振り返るのではなく、震災に備えるため、福島民報社とラジオ福島が県民の防災意識の向上を目指して企画した。両社が着目した課題は、夜の地震に対する準備不足。夜の時間帯は、人が最も無防備で多くの危険が潜んでいる。それにも関わらず、これまで訓練が十分に行われてこなかった。自宅にいながらも、ラジオを聴くだけで参加できる訓練の形を取ったと話す。
企画を監修した一般社団法人「地域防災支援協会」の三平洵代表理事は「夜間の時間帯で、しかも熟睡中に突発的に地震災害に見舞われると、しばらくの間は眠りから覚めない半覚醒の状態。どのように行動したら良いか判断に迷うおそれがある」。さらに「通常に部屋は消灯していても、屋外では何らかの明かりがあるが、地震の揺れによってライフラインが途絶え、停電した場合は完全な暗闇となるおそれがある。そうした意味で今回の訓練は、極めて重要な訓練といえる」。
訓練のポイントは「①訓練でケガをしないよう、ゆっくり行動するなど安全には十分注意する②訓練開始前に、一連の行動をイメージトレーニングすることも重要③覚醒には、しばらく時間がかかることが予想され、すぐには動かず様子をみる④同居者がいる場合は、大きな声で、お互いに声掛ける⑤寝室は周囲に倒れやすいものや落ちてくるものを置かない。転倒落下防止措置などをしっかり行う⑥短時間の訓練だが、気づいたことはメモを取るなどしてこれからの防災に備える」としている。
福島県民世論調査(2019年1月)では、東日本大震災を契機とする防災意識について「高まった」とする回答が75%に上った。今回のような夜間の在宅中での避難訓練の経験が少ない中、福島民報社、ラジオ福島は地域防災支援協会の協力で「防災力、日本一」の福島を目指して「夜の避難訓練」を実施する。

【夜の避難訓練概要】
▽放送局:ラジオ福島:放送時間20時30分~20時40分 ※放送後の訓練音源はYoutube/rajiko.jphttps://www.youtube.com/watch?v=3pGaaoA_v9U&feature=youtu.be
ラジオ福島(http://www.rfc.jp/)
一般社団法人・地域防災支援協会(https://www.boushikyo.jp/)
体験告知ムービーURL: https://youtu.be/3pGaaoA_v9U

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