登記簿の乙区とは

登記簿の甲区には「その不動産所有者」が記載されています。では、「乙区」は? 所有権以外の権利、記載されている内容について知っておきましょう。

登記簿の「乙区」とは

対象となる不動産に所有権以外の権利があった場合には不動産登記簿の「乙区」欄に記載(登記)されます。所有権以外の権利が登配されていなければ不動産登記簿に「乙区」欄はありません。 登配簿の「乙区」欄に記載されている内容には、抵当権、 根抵当権、賃借権などが臨載(登記)されます。

 

抵当権とは?

抵当権設定は担保をとる手段のひとつです。金融機関等が不動産を所有している人にお金を貸した場合に返してもらえなくなった時、その不動産を強制的に売って、貸したお金を回収できる権利のことです。その権利を第三者にもわかるように不動産登記簿の「乙区」欄に記載(登記)します。つまり、お金を返せなくなった人は、強制的に金融機関に不動産を売られてしまい、売却代金から未回収のお金を徴収します。これを「競売」といいます。

お金を借りるとき
お金を返せなくなったとき

 

登記簿謄本の「乙区」を見てわかること

購入を検討している不動産の登記簿謄本の「乙区」に抵当権が殴定されている場合、そこから何を知ることができるのでしょうか?

「乙区」に抵当権が設定されている場合の記載内容

  1. 債権の額(当初借りたお金の金額)
  2. 債権者の住所・氏名 (お金を貸した人・金融機関)
  3. 債務者の住所・氏名 (お金を借りた人・通常は不動産の所有者)

対象不動産の登記簿の乙区に抵当権が記載されている場合、その不動産を担保に誰が、いくらお金を借りているかがわかります。

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